「商品化して終わりではなく、もっと良い品質の商品をお届けできるよう頑張りたいです」
担当している主な仕事は、開発本部や営業本部からの依頼に対応して商品開発をすることです。味はもちろん、アレルゲンの有無や価格、工場での生産が可能かどうかなど様々なことを考慮して依頼内容に合う商品を作っていきます。
なかなかスムーズに進むことは少なく、地道に配合を変えては試作し試食して、また改良して試食して…という作業を繰り返すことが多いですが、商品が良い形になったときには達成感がありますし、依頼者やお客様からの評価が良いと嬉しいです。配合を少し変えるだけでも味が変わったり、仕上がりの状態が変わったりするので、いつも実験をしているみたいで楽しい仕事です。
その他にも、現在販売中の商品の品質改良や、工場での工程改善なども行います。
自分が商品開発を担当した「うめこ®」がスーパーに並んだことです。
商品開発チームに配属されて1年半くらい経ったころ、市販用商品である「うめこ®」の商品開発依頼が来ました。以前販売していたカリカリ梅の混ぜごはんの素を復活させるという依頼でした。
以前と同じ中身では面白くないので、色や梅のカットサイズの改良を行い、さらに食感も改善できるように上司や先輩方からアドバイスをいただきながら、何度も試作・試食を繰り返して商品を作りました。
2020年2月発売で、営業本部の皆様のお力により、その年の12月までの売上金額は約1.77億円でした。
しかし、梅商品は色が変化しやすいという特性もあり、生産本部とも協力しながら、発売後も引き続きより良い品質になるよう研究中です。
商品化して終わりではなく、もっと良い商品をお客様にお届けできるように今後も頑張っていきたいです。
大学時代に管理栄養士の資格取得のために栄養学を学んでいたこともあり、食品に関わる仕事に就きたいと思っていました。
また、生まれ育った地元を離れたくないという気持ちもあり、広島の食品メーカーを中心に就職活動をしていました。
他社では総合職での募集が多い中、当時三島食品は研究職での募集があり、入社後に自分のやりたい商品開発を担当できる可能性が高いのではないかと思いました。
その他にも、大学で同じ学科・部活に所属していた先輩が入社していたこともあり、実際の仕事内容や職場の雰囲気、残業の有無などのお話を聞き、とても働きやすそうな会社だと感じたことに加え、プライベートの時間もしっかり確保できるため、メリハリのある充実した社会人生活を送っていけそうだと感じたことが入社の決め手になりました。