梅は、中国で借上げた梅林と、契約した梅林で、一粒一粒丁寧に収穫したものを主体に厳選し、信頼できる協力工場で一次加工しています。
日本の品質管理担当者が現地を訪問し、各梅林の状態を確認するとともに、周辺作物の栽培状況や農薬散布状況の調査・確認に努めています。
▲梅林全景
▲収穫量チェックの様子
原料加工段階から、洗浄・目視検査などを実施し、葉や虫などの異物、不良果などの除去を行っています。農薬散布記録はもちろん、施肥・収穫に至るまで、栽培に関して実施した全ての作業を記録・管理しています。また、残留農薬検査は外部機関にて毎年行い問題がないことを確認しています。
産地との強固な連携を取るために毎年2~4回訪問し、梅林や加工場で、決めた手順通り栽培・加工がされているか、各記録類に記入漏れなどがないかを確認しています。
さらに、品質向上につながる改善点を話し合い、安全安心な原料が提供できるように努めています。
加工場に入荷した原料は、ドラム選別機・水槽を通過させて、異物や葉を取り除きます。
食塩などを加えて塩もみをした後、貯蔵します。
1粒ずつ梅を割って、中の種を取ります。
赤紫蘇液で浸漬した後、切断します
熱風乾燥をします。
2種類の網を使用し、大きさをそろえ、目視検査・磁石で異物を除去します。
その後、箱詰めし、原料として輸入します。